3月20日（月）令和4年度大阪産業大学大学院?大学学位授与式および卒業式が挙行され、大学院44名、大学1,698名の学生が巣立ちました。

吉川学長の式辞では、

「多くの卒業生の皆さんは平成31年4月の入学後、すぐに5月から令和へと替わり、新たな時代の幕開けとともに本学での学びを始められました。しかし1年経たずしてのコロナ禍、ようやく今年度は原則対面型の授業となりましたが、もっとも学生生活を謳歌してもらいたい時期において、キャンパスに来てもらう機会を減らさざるを得ず、多くがオンラインやハイブリッド授業となって、戸惑う場面も多かったと思います。

しかし、こうした多くの制約の中で、もちろん勉学においては、必要な知識や技能を習得した証が今日ですし、課外活動も大きな制約の中で頑張られて、結果を出されたこともよく知っております。さらには、様々な友人との出会いや交流など、貴重な体験を重ね、人間的にも成長してくれたと今日の皆さんのお顔を見て確信を得ました。

このたび社会に飛び立つ皆さんには、急激な社会の変化に、決して「呑み込まれる」ことなく、広い視野を持ち、柔軟に物事を考え、課題を解決する力を、さらに磨き上げ、これによって社会に大きな貢献をされることを期待しています。

もっとも、皆さんは建学の精神、「偉大なる平凡人たれ」にもとづく校風の中で学生生活を送られた方ですから、むやみに功利主義に走って視野の狭い人生観や世界観の中で生きるのではなく、日々の働きの中で、ある意味平凡な日常の中で、社会の発展に関わることで人間社会へ貢献する使命を果たしていることを感じ、これを生き甲斐とし、これを悦びととらえることのできる人物となってくれたと思っています。

ただ、長い人生ですから、時には悩みを抱えたり、人生の転機を迎える場合もあるでしょう。皆さんの母校となる大阪産業大学では、恩師?学友はもちろんのこと、本日から会員となる校友会の先輩方が、皆さんのよきサポート役として加わります。在学期間中のつながりと同じく、これらの人とのつながりも大切にしていただければ幸いです。」

と卒業生たちの門出を祝いました。
卒業生のみなさんの今後の活躍を心より楽しみにしています。

ライブ配信について

式典当日はYouTubeチャンネルでライブ配信を行いました。
式典終了後であっても一定期間ご視聴いただくことが可能ですので下記URLよりぜひご覧ください。

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