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教職課程 教育実習

本学の教職課程において、教育実習に参加するためには、必要な科目を履修しなければならず、しかも履修をするためには種々の履修条件があります。また3年次からは各種ガイダンスに出席をし、各自で実習校に必要な手続きをします。

履修科目および履修条件

教育実習に参加をするために必要な科目、履修条件は「教職課程ガイドブック」で確認をしてください。

ガイダンスおよび事務手続き

3年次
3月
(2年次)
履修申請 「教育実習 1 」を履修すること。
4月 教育実習予備登録ガイダンス 教育実習予備登録書、教育実習依頼書(内諾書添付)を配布し、実習予定校に教育実習の内諾を得る手続きを説明します。
5月~8月 実習希望校への内諾依頼を行う 自分で実習校に訪問し、翌年に教育実習生として受け入れてもらうようお願いします。
5月 麻疹抗体証明書提出 麻疹の抗体を有することの医師による証明書を提出してください。(注)
7月 教育実習反省会 教育実習を終えた4年次生の実習について貴重な経験を聞くことによって予備知識を獲得します。
11月~4月 教育実習校への正式依頼 内諾を得た者に対して、大学が実習校へ正式に実習依頼を行います。それにより実習校から正式な実習承諾書が送付されます。

(注)本学では文部科学省からの指導に基づき、教育実習に参加する学生には、麻疹の抗体を有していることを確認しています。
抗体有の証明方法の詳細はガイダンスで説明?指示しますので、必ず指定期間までに証明を完了するようにしてください。

4年次
3月
(3年次)
履修申請 「教育実習 2a」(または「教育実習 2b」)、「教職実践演習(中?高)」を履修すること。
実習校との事前(最終)打ち合わせ 実習校から事前打合せなどの呼び出しがあれば出向いてください。実習校から連絡がなくても、自分から連絡をとり確認をしてください。※特に、担当教科の指導範囲をできるだけ早く把握し、早めに教材研究を始めてください。
4月 教育実習最終ガイダンス 教育実習直前のガイダンスです。実習中の諸注意の説明、関係資料(教育実習日誌など)の配布を行います。
5月~7月または秋 教育実習 本学教員が実習中に指導に訪れます。
7月 教育実習反省会 必ず出席のこと。「教育実習 1 」「教育実習 2a?2b」の評価に含まれます。

教育実習の実習校?教科?時期?期間等

1. 実習校

原則として

  • 高等学校の免許状取得希望者は、高等学校で実習
  • 中学校の免許状取得希望者は、中学校で実習

を行い、出身校での実習を基本とします。
(自治体によっては、教育委員会の指定する学校が実習先となることがあります。)
高等学校と、中学校両方の免許状取得希望者は、中学校での実習を選ぶのが一般的です。
ただし高等学校で15日以上(かつ、120時間以上)の実習を受け入れてもらえる場合には高等学校の実習でもかまいません。

2. 実習教科

原則として、取得予定の免許の関係科目を実習教科とします。
ただし、工業や商業など、実習教科が実習予定校で開講されていない場合がありますので、その場合には「教育実習 1 」担当教員に相談のうえで、実習校へ依頼をしてください。

3. 実習時期

教育実習は、最終学年次に行います。
実施日は実習校の事情により決まり、5月~11月頃までの期間中ですが、実際には6月に集中しています。実習校の事情によるため、必ずしも希望通りの時期に設定されるとは限りません。

4. 実習期間

  • 高等学校の免許状取得希望者は、10日以上(かつ、60時間以上)
  • 中学校の免許状取得希望者は、15日以上(かつ、120時間以上)
  • の実習期間が必要です。

    原則的に高等学校の場合は10日連続、中学校の場合は、15日連続でなければ、単位は認められません。
    15日以上(かつ、120時間以上)の実習を行えば、中学校、高等学校の両方の免許状が取得可能となります。
    定時制での実習については、時間数の確保が課題となります。
    そのため、実習期間を増やす必要や、あるいは、同校の全日制での実習を行う必要が生じることがあります。

教育実習の留意点

教育実習中の教育実習生は、
?学生(実習生)
?教師(実習校の生徒から見れば教師です)
と、2つの立場にたっています。次の留意点をふまえ、教師として、実習生として自覚と責任を持った行動をしてください。

  • 遅刻?早退?欠勤をしないこと。
  • 身だしなみ、言動には注意を。
  • 大学、実習校への報告?連絡?相談の徹底を。
  • 個人情報の取り扱いに注意を。
  • 実習校生徒との交流に注意を(実習生は、責任をとれる立場にはないということを自覚してください)。